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老いて鈍らず神懸るには『書こうとするな、ただ書け ブコウスキー書簡集』
近藤康太郎さんから聞いて、読みたくなった本。圧倒された。近藤さんと言ってることが似ている。これから先も、折に触れては開くことになるだろう。 才能があっても耐久力がなかったらそれはとんでもなく恥ずべきことなのだ。居心地のいい罠にはまってしまうということで、褒められて舞い上がる...
2022年6月5日読了時間: 2分


エルヴェ・ル・テリエ 著/加藤かおり 訳『異常(アノマリー)』
文学傾向の強いゴングール賞の受賞作としては、デュラス以来に売れて、フランスでは100万部を突破しているという。私にとってデュラスは好きな作家10人に必ず入る存在だけれども、言うて読みやすい作家では決してないと思う。それに比べると、本書はSF/ミステリとしてもちゃんとエンタメ...
2022年4月12日読了時間: 2分


ブレーズ・サンドラール 著/生田耕作 訳『世界の果てまで連れてって!…』
最強のミューズ現る…。そんな感想。 物語は79歳のミューズ、老女優テレーズの豪快すぎるセックスシーンからはじまる。街で拾って来た若い情夫は外人部隊上がりで、身体中に刺青が入ったヤクザもの。入れ歯は吹っ飛ぶし、男は嘔吐するしで、目も当てられないんだけど、テレーズはようやく自分...
2022年2月20日読了時間: 2分


人々が呆気なく事切れる:河南省エイズ村の魔術的リアリズム『丁庄の夢』
312ページ、二段組、3,200円である。高いけど、文字量を鑑みればコスパはいい。しかし、読み通させないオーラがバリバリ出てる。だからある程度責任を持って言いたいと思う。 買って損はなし。 特にラテンアメリカ文学ファンの人は。 むしろ買ってください(中国文学だけれども)。...
2020年7月29日読了時間: 4分


サディスチックが突き抜ける:殺しの緊張の緩和『おれの中の殺し屋』
痺れる。舞台はテキサスの田舎町。涼しい顔で殺りまくる保安官助手ルー・フォードのモノローグで展開する。サディストでサイコパス。しかし外ヅラはむしろよく、饒舌でとぼけている。多数、人が死ぬんだが、なぜかカラッとしている。日本のクライムなら、似た殺人鬼像を創ってももっとウェットな...
2020年7月19日読了時間: 2分
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