6月7日読了時間: 9分つくった本〈仕事〉〈勉強〉〈遊び〉、そして〈喧嘩〉もガチでマジ:近藤康太郎さんとの三冊目『宇宙一チャラい仕事論』言葉はそのフレーズだけでは単なる空疎なハリボテだ。ギラギラとしたフレーズの背景に、個人の経験、思考、すなわち書き手の人生を伴ってこそ、はじめて読むに値する実を持つ。だから、いい文章を書くには善く生きなくてはならないし、言葉を使って生きている私たちは善く生きなければ虚しい人間になっ
2023年3月2日読了時間: 3分つくった本近藤康太郎さんのこと:『百冊で耕す』発売の朝に20年以上、近藤康太郎という作家の読者をしてきた。知るきっかけはもちろん新聞だったのだけれど、新聞記者と思ったことはない。作家として読んできた。その人の書くものはどんな小さなものでも読みたくて、著書や新聞記事を読むなぞ基本中の基本だし、雑誌への寄稿については、グーグルなんか...
2023年2月27日読了時間: 6分つくった本わたしにしか、書けないものは、ある:哲学的文章読本『三行で撃つ』※ 新刊『百冊で耕す』刊行直前のタイミングで、前著『三行で撃つ』の7刷が決まりました。めでたい! 7刷を記念して、2022年1月8日のnote(アカウント閉じちゃった)より再掲します。 百年遺すつもりで、本を作った。 「千年の読書」に、なる。なんて、欲はさすがにかかないけれ...
2020年12月31日読了時間: 8分つくった本2020年の担当書を振り返る2020年は11冊つくりました。著者、デザイナー、イラストレーター、カメラマン、校正者と、人に恵まれた1年でした。楽しかったな。担当本を一気、振り返り。 目次 赤松利市 著『下級国民A』 寿木けい 著『閨と厨』 村井理子 著『兄の終い』 鈴木智彦 著『ヤクザときどきピアノ』...