2022年6月30日読了時間: 2分読んだ本自分があるようでない人の無邪気な怖さ『火葬人』これは、怖い。後味の悪さがすごい。チェコ人でありながらホロコーストを書いた、ラジスラフ・フクスの『火葬人』だ。子どもの頃、同級生など身近にユダヤ人がいたという。 時代は第二次世界大戦勃発前夜。火葬場に勤めるコップフルキングル氏は、火葬によって魂は早く成仏?できるという信念の...
2022年6月5日読了時間: 2分読んだ本老いて鈍らず神懸るには『書こうとするな、ただ書け ブコウスキー書簡集』近藤康太郎さんから聞いて、読みたくなった本。圧倒された。近藤さんと言ってることが似ている。これから先も、折に触れては開くことになるだろう。 才能があっても耐久力がなかったらそれはとんでもなく恥ずべきことなのだ。居心地のいい罠にはまってしまうということで、褒められて舞い上がる...